鎌倉から、こんにちは

「鎌倉発、韓国ソウルまで。」
徒歩の旅を終えて、あらたなスタート!
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あの「慶楽」が12月28日で閉店だ。行列になる前に並ばなければならない。

 
 

「慶楽」は昭和25年(1950年)から営業開始した。

小説家の池波正太郎など文壇のお客様も懇意にしていた。

我々店の近くの広告会社、大手新聞社などのサラリーマンがランチに愛用していていた人気の店だ。

その昔は丸の内界隈にはエアラインが多く、パイロット、スチュワーデスなど、
航空会社のスタッフにも人気があったそうだ。

 

私は1973年からだから、あしかけ45年も通ったことになる。

先輩後輩たちは「チャーハンランチ」が多かったが、私は「もやし汁ビーフン」が好きだった。

「タイ式焼きそば」も3回に1回は食べていた。



 

ある日曜日、江の島でバッタリ会った会社の後輩から、

「あの慶楽が閉店ですよ」と。

「厨房のスタッフがいなくて閉店。毎日店の前が行列で入れないそうです」

早速、翌日11時過ぎに店の前に行った。一番の客だ。
11時半に店に入れてもらった。いつもの懐かしい店内だ。






 

店の張り紙には「昭和25年(1950年)から営業……。ビルの改装と、
昨今の飲食業界の変化など、昔気質の料理店の運営を続けていくことが、
今後、困難になると判断し、
一旦閉店と……」

何か腑に落ちない文面だ。

 

ランチ時間には、私のすぐ後には、既に店に入れない客で行列になった。

後輩の国際担当常務が飛び込んできたので相席にした。

とにかく、その日はいつもと違う「かき油焼きそば」に挑戦した。


 

「かき油焼きそば」は昔小松菜だと思ったが、今はレタスになっている。
 

一度、夜の慶楽を楽しみたいと予約を聞くと、2階と3階は最終日まで満席という。
それも、予約料理はコースで6000円で、お決まりのメニューという。
欲しい品物は追加での計算になるという。

 

一階は並んだら入れるという。早速、後輩を誘っていく事にした。

 

 

その日も4時半から一番で並んだ。



 

テーブルに乗らないほどメニューを頼んだ。

牛バラの柔か煮、カキ油の牛肉レタス炒め、焼売、春巻き、もやし炒め、タイ式焼きそば、チャーハン。




 

これがタイ式焼きそば。



 

紹興酒を瓶のまま熱燗で。この後は追加注文が出来ないルールだという。焦った。

レタスに牡蠣油がたっぷり使われているのもいつもの味だ。 

取りあえず、紹興酒のおかわりしながら、時間をかけて料理を満喫した。


 

隣りには、元職場の後輩が来ている。

 

会社を卒業したあとも、大勢の集まりは「慶楽」を選んでいた。




 

今年の春は大学のクラブ「放送研究会」の同期が15人も集まった。福岡から、浜松から。

このメンバーとは現役時代から、幾度もこの店で集まった。

 

私がソウルから帰任し定年退職の時には、サントリーチームが3階を借り切り25人が祝ってくれた。

思い出がたくさん詰まった店だ。

 

張り紙に「一旦閉店・・・」が気になり、オーナーに聞いたが「・・・」。

一番の番頭さんの様なAさんが、
「このスタッフはみんなクビ(全員終了)なの」と寂しげに言う。

 

昨日、母の施設で会った私の姪の旦那さんが、このオーナーのクー(區)さんの二男と友達だと判明した。

偶然のタイミングで、偶然の話になった。少し最新の内部事情を聞く事が出来た。

……残念な話だ。



昔から何かと無理なお願いにちゃんと融通をつけてくれた(あおきさん)。
お店がなくなっても、いつまでもお元気でね。
 

最終日の28日は、ランチ狙いで早めに(また一番で)並んで「もやし汁ビーフン」が、
思い出のメニューになるはずだ。

これが本当の〆のオーダーになるだろう。(お店に入れればね)。

そのあとはお店の近くにある仕事場での納会がある。
ランチで、最後の紹興酒を一杯戴いてから納会に向かおう。

 

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