鎌倉から、こんにちは

「鎌倉発、韓国ソウルまで。」
徒歩の旅を終えて、あらたなスタート!
鎌倉から日常のあれこれをお伝えしていきます。
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ファミレスは第二の書斎。執筆も読書もはかどり、特に夏の間は重宝した。

 

 

この夏の暑い盛りは執筆や読書のため近くのファミレスで、コーヒーをお代わりしながら時間を過ごすことが多かった。

秋風の吹くころになっても、それが心地よい習慣になってきた。

平日の午前中はお客も少なく、気が散らずに作業が集中できるからだ。

自宅にいると、何かと気が散り作業が中断したりする。

「高校野球はどうなっている」「あっ、『やすらぎの刻』が始まる」、

「(ピンポン!)宅急便です」とかいろいろ気が散るのだ。

 

 

ここで書き上げたエッセイ「98歳の母」が、産経新聞の(朝晴れエッセイ)に掲載された。

この2年間ほど執筆しては推敲し、書き直し、加筆してきた長編ものが、

ようよう陽の目を見ることができそうになった(詳しくは後日で、しばらくは内密です)。

 

 

10時半までに入店すると割安なモーニングメニューがある。

シンプルなメニューは「トースト・ゆで卵セット」。

簡単なサラダに、コーヒー、紅茶、ジュースが飲み放題のドリンクサービス付きで卵スープなどもついてくる。

 

 

「目玉焼き&ベーコンソーセージセット」はウインナーとベーコン、二つの目玉焼き、

いわゆるランクアップのメニューもある。

私の朝食は家で野菜サラダのみの糖質制限メニューで済ませているので、

このモーニングメニューは、割安でも、だいたいパスしている。

 

 

午後になると量的に軽めのメニューで、牛肉てんこモヤシ炒めや、

たまにはミートドリアなどの小ぶりのメニューを戴いている。

 

 

時間を持て余すと、注文もしないメニューを眺めたりする。

 

夏休み中は鎌倉の実家に遊びに来た孫たちを連れてお爺さんお婆さんが、

豪勢(?)にごちそうする姿が多く見られ、ほほえましいシーンでいっぱいだった。

特にお盆のころは、私以外の席は、見事な程、ほとんどが孫連れで満席だった。

 

一方、久しぶりに会うのだろうか年配の姉妹が親の財産分与とか、

介護の責任とかを声を潜めて言いあっている姿もある。

結構、なぜか姉の方が劣勢の場合が多いようだ。

幸せの縮図、逆に複雑な人生縮図が手を取るように聞こえてくる。

いろいろとエッセイの材料になると思うと、そちらに耳を傾けたりする。

 

「府中三億円事件を計画・実行したのは私です」

 

 

こんなタイトルの本を新聞の書評で知った。

著者名は白田で名字だけだ。それだけで妙な説得力がある。

私が就職試験を終えて広告業界へ進路を決めた頃に起こった事件だ。

あれから、ずいぶん時間が経ったものだ。もちろん時効にもなっている。

登場人物は主人公の白田。

その仲間の省吾、橋本京子、三神晶子の男女間の人間関係が交差し事件の結末に向かい、

まっすぐに進展していくと書評にあった。

さっそく近所の図書館で本を借り、ファミレスに持ち込む。

主人公に対し、どの人間も事件への関与が大きい。それぞれの発想や情報で(金を奪う)、

(輸送車を奪う)筋書きが結末に向かっていく。

本が売れる要素はいくつもある。

まず、少し長めのタイトルが目を引く。

 

 

事件以降、なかなか解決せずに民事、刑事とも時効を迎えた事実を知る者に取っては、

なぜ捕まらないのかという疑問ばかりだった。

「ぜひ、読んでみたい」という動機を触発するに十分なタイトルだった。

 

筋書きは単純だが見出しに釣られて読み進むうちに、伏線がズバリ謎を解いていく。

ぐいぐいと読み進んで本を閉じられない。

わずか半日で読了した。

事件の結末はアッというどんでん返しで終わる。

自叙伝なのか私小説なのか、その違いが少し理解できたようだ。

この著作の発売日が、事件の日から、ちょうど50年目の2018年12月10日で、

これも見事な筋書きだ。

 

こんな日常がファミレスには存在する。

安い単価で、長い時間を過ごすお客は、お店にとって迷惑と思うのだが……。

毎日のように通うフリークエンシーカスタマーはありがたいのだろう。多分?! 

 

| team-mamiya | from-mamiya「鎌倉の話」 | 11:50 | comments(0) | - | - | - |









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