鎌倉から、こんにちは

「鎌倉発、韓国ソウルまで。」
徒歩の旅を終えて、ずいぶん時が経ちました。
鎌倉の事、徒歩の事、その他の事。
鎌倉から日常のあれこれをお伝えしていきます。
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『僕たちの広告時代』発売まで1か月を切った。いろいろと学ぶことが多かった。

 

 

『僕たちの広告時代』発売まで、1か月を切った。

現在、最終本文修正ゲラ、表紙デザインの色校正を待つばかりだ。

 

ある日の編集部の会話だ。

A「間宮さんの本のゲラなんですけど、Bさん、どう思いますか」

B「うーん、のどが少し狭い気がするね。これ扉はどうなっているの」

A「のどは少し広くします。本扉はシンプルに、別丁扉は、今回はありません」

B「素敵な表紙だね、有名なキャラクターだね。あのビールのCMで昔見たな。

  見返しは、このくちばしの色なんかにしたら、おしゃれになるね」

A「編集長、ありがとうございます」

 

これは架空の話です。

前回(15年前)の『鎌倉―ソウル2328キロを歩く』では、

私は本文を必死に書いて、3か月で本になった。

新書なので基本的なルールは決まっていたのだ。

 

今回は本文執筆に加えて、表紙デザインは「Team MAMIYA」で担当する。

その為に書籍制作上のいろいろな専門用語、意味の解釈を学ばねばならなかった。

(のど)(本扉)(見返し)(別丁扉)、(本文ページの色)、(表紙や帯の紙質)。

本文文字の級数、書体、文字デザインフォーマットの選択。

言出したら、きりがない。

 

(のど)本を綴じている一番奥の部分。ここが詰まりすぎると内側の文字が読みにくい。

(見返し)表紙と本の中身を接着するために使う紙。表紙や本文とは紙質が異なる。

 見返しの色を何色にするかで、本を開いた時の印象が変わる。結構気を使った。

 私のラッキーカラーは青、緑、赤の順だ。青の反対色の黄色を選んだ。

 さわやかな印象になるはずだ。

(別丁扉)本の中身の最初のページ。署名と著者名、出版社が入る。

(本扉)別丁扉の次にあるページだ。タイトルのみ書かれている。

本によっては、別丁扉がなく本扉のみの場合もある。今回は、このケースだ。

 

作業の後半から、執筆者+編集部員になったような気分だ。

タイトルは、どうするかは本来の中身で自分の主張したい気分で決めるのだが、

いったん本屋の店頭に並ぶことを考えると、そちらからの制約も無視できない。

むしろ制約を基本にタイトルづくりが必要になる。

 

 

発売時点では、店頭の目立つところで、新刊として平台に置れたり、平置きの場合もある。

表紙は、思い切り目立つ方が良い。

 

 

次第に棚に並ぶとなると、そこからの勝負は背中(束幅)での勝負。タイトル、著者名、出版社名が並ぶ。

タイトル文字は、8文字ぐらいが良い。最大10文字以内だと決めた。

その為に、サブタイトルは、思い切り捨てた。

『僕たちの広告時代』は8文字だ。必然的に大きな文字が躍ることになる。

 

 

本文の書体も大事な要素になる。

明朝体にしても、こんなにたくさんあるのかと。

 

書籍のCコードのC2063は、実用書(2)、単行本(0)、商業(63)なのだ。

 

私の本文ページは、41字×17行。

図書館で同じ字組みの四六版の本を借り集めた。

今まで、なにげなく読んでいた本が、こんなに決めごとがたくさんあるなんて、

まったく知らなかった。ほんとうに気にしてなかった。

 

 

束見本が出来てきた。これに色校正で受け取った表紙カバーと帯された部分を切り取って,

四六版の束見本にカバーしてみた。中身の文字の無い本物の本になった

 

著者としての作業は、来週に本文ゲラの最終確認、表紙関係の色校だけになった。 

ようよう出版社からも要請のあった出版パーティーの準備だ。

これからは、いつものプロデューサー気分で進められる。

 

 

日程の決定、会場を探し、招待者リストの作成、案内状の文案づくりだ。

発起人は、本文に登場する方々を50音順に紹介すると、

浅葉克己、黒田征太郎、椎名誠、西尾榮男、倍賞千恵子、森ミドリの皆さんに友人の名前が並ぶ。

中には予定が合えばパーティーに参加していただける方々もいる。

楽しみな企画になりそうだ。

もう少し、お待ちくださいね

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